スッキリ

 先日、近所のKさんが「日本の巨樹・巨木林」のコピーを届けてくれた。

 何のことかというと、この地の極楽寺にあるイチョウの木が、大きくなりすぎて地面に弊害が出たので、少し枝を払おうということを寺の役員で決めたが、環境庁が1991年に調査した資料に掲載されているので、それなりの申請が必要ということだった。

 

 私には何の関係もないのだが、このコピーを見ると、津木地区には4本が登録されていた。そのうちの2本は、我が家の北と南にある2本のイチョウだ。

 

 猿川にも「タブノキ」があったが、樹勢が不良で伐採されたようだ。今日は、あと一本の「岩淵の榧の大木」を探索すべく、散歩にあてた。

 

 ホタルが飛び交う頃に混雑する広川ダムの上流の駐車場に車を置いて、歩き出した。行きかう人はほとんどない。2キロほどあるいてかつての小学校岩淵分校まで行ったが、それらしい木はなかった。

 ところが、帰路に、民家の庭に植えられている榧の木を見つけた。1991年の資料には、推定樹齢200~299年となっているが、それから30年も経っているので300年になっているかもしれない。

 榧は、今はほとんどなくなっているので貴重な樹木だ。用途としては将棋盤や碁盤に利用されていて、高価な木だ。

 

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こちらはなぎの大木