すごい試合

 朝からABCラジオの「てんこもり」を聞いてたら、投書があって「甲子園の第一試合を見ようと息子と5時から出かけたが、駅に”入場券売り切れ”の張り紙があって、仕方なく帰ってテレビで見ています、との内容だった。

 その第1試合は東西の雄対決、大阪桐蔭浦和学院戦だが、強打の桐蔭が11-2で浦学を下した。第二試合は済美が報徳を3-2で、次には日大三が下関国際を同じく3-2で下した。

 注目の第4試合、秋田代表の今大会ナンバーワン評価の右腕、吉田君を要する金足農業がおおいに魅せてくれた。

 1点を争う接戦で後手に回っていたが、1対2のビハインドで迎えた9回裏の攻撃で、無死満塁とした後、ツーランスクイズを鮮やかに決めて逆転サヨナラゲームとなった。

 いやいやあ。素晴らしいゲームだった。これで、吉田投手は、1大会最多奪三振記録を持つ板東英二の記録更新にチャレンジできることになった。

 この名試合を目の当たりにした感動は球場全体に及んで、敗戦の近江が休場から去る時に、スタンドの観客がスタンディングオベーションで見送った。100年の歴史の中で、こんなことは聞いたことがない。

 気持ちが良かったので、今夜はぐっすり眠れそうだ。(いつもガーガーイビキかいて眠っとるやろ!)