キハダを見に行く

 K大OBのO先生と、会長と3人で生石山にあるK大付属生石農場に向かった。生石高原を少し過ぎて、細い道を上ったところにそれはあった。O先生が30年ほど前に植えたというキハダが30本ほど元気に育っていた。●キハダとは生薬の原料で、大峰登山で有名な健胃薬陀羅尼助(だらにすけ)の主原料●

 こんなところに農場があることなどまったく知らなかった。現在はアイガモの養殖と野菜を育てているが、かつては黒毛和牛も飼っていたという。現在、人員は3名で、毎日ふもとから通勤しているとのことだ。年中無休で冬場は4輪駆動とスタッドレスが必需品だと担当の方が話された。

 O先生との出会いがなかったら来る機会さえなかった貴重な体験だった。





【この建物は学生のための研修所と宿舎】

【入り口には鳥インフル予防のための石灰が】

【生石山高原のあずまやにいたヤギ。かまってほしくて「メエー」と鳴いた】