池田勇太が逃げ切った

 日本オープン決勝日は池田勇太が-8でアマチュアの金谷拓実を1打差で振りきって2度目の栄冠に輝いた。終盤戦がテレビで放映されたが、一時-12まで伸ばしていながら、今日は+2と落としての優勝で、額には脂汗がにじんで「必死でした」と語った。

 プロでは1打がとても重く、それが勝敗を左右するし、ひいては生計も左右する。おそらく最終日は神にも祈る気持ちでプレーしていたことだろう。

 アマチュアは、ゴルフのスコアで生計を左右されることはないが、ここ一番のプレッシャーはプロの試合に劣ることはない。(と、自分では思っている)それが、最終ホールの1メートルのパーパットを外す原因になる。「ほんま、あほちゃうか」と上がってから思う。

 17日は燕遊会のコンペだ。幹事ながら上位進出を目指している。今日のテレビを見ながら、ひとつふたつ得たものもある。池田勇太に見習って1打を大切にプレーしようと思う。