64歳の最後の日

 明日で65歳になる。先ほど夕食の時に、母親に「65年前にあんたが私を明日産んでくれたんだよ」と伝えたら「そうか」と健全に応えてくれた。話のついでに「あなたが萬ヶ谷家に嫁いだころは、夫の兄弟が5人もいて大変だったという話は何度も聞いているよ」と話を盛り上げたが、それ以上には進まなかった。
 65歳になるということのメリットは、年金が満額支給されるということ、さらに扶養家族手当に該当する付加給付が始まることだ。すでに60歳からの早もらいをしているが、40代で購入したマンションのローンも終わる。出が終わり、入りが増える、計算づくであるが方向としてはいい。