鹿に食われた植物は、その後成長を妨げられるかあるいは枯死する。うちでも食われたビワとみかんの幼木を食われていないものと比べると成長度がまったく違う。「シカの唾液に毒」でグーグルで検索すると、やはり同様の被害を受けた人からの質問があり、彼も鹿の毒を指摘していたが返されたベストアンサーには「毒ではなく内樹皮を壊された結果ではないか」と書かれていた。
確かに唾液に毒があるのなら鹿自体も困るだろうし、彼らの食料も減らしてしまうので自然の法則に逆らってしまう。今、日本中が鹿の被害で悲鳴を上げている。北海道しかり、奈良しかり、和歌山しかりだ。今後も飛躍的に増え続けるという。識者と専門家に画期的な打開策を考えてもらいたい。ジビエブームだというが捕獲するハンターたちも老齢化が進み、ビジネスの俎上に乗せるにはさまざまな壁にぶつかるのが現状だ。
