稲むらの火祭

 午後3時から広川庁舎前でオープニングセレモニーがあり、大声コンテストやよさこい踊りなどが行なわれた。(が見てません)5時から式典が始まり、疾風打太鼓の演技の後に「稲むらの火」の朗読が広川小学5年生によって行なわれ、続いて県知事などえらいさんの祝辞があった。主賓はやはり浜口梧陵のひ孫になるヤマサ醤油社長の濱口道雄氏だ。今回11回目となるが毎年遠路銚子から来ていると言う。千葉に居る頃、関東耐久会でヤマサ醤油の見学バス旅行をしたときにお見かけして以来だ。
 たいまつ行列は小雨の中、予定より早く5時45分に庁舎前を出発した。ゴールは2キロ先の広八幡神社だ。我々は点火される稲むらのある田んぼの周辺で待機した。やがて夕闇に赤々と輝くたいまつを持った集団が近づいてきた。そして、町長、濱口社長ら10人ほどが田んぼに降り、実行委員長の佐々木宮司の合図によって3基の稲むらに火を放った。稲わらによるハリボテは、まさに往時を再現するがごとく夜空に煙をあげて燃え盛った。

【疾風打太鼓】

【あっ、津波が来たぞ】

【たいまつ行列】

【この火によって多くの人の命が救われた】