山芋掘りました

 午後に叔父夫妻がみかん取りにくる。朝から共有林の登記関係書類を司法書士事務所に持ち込み、帰ってからみかん畑の根際にあった山芋を掘った。秋に黄色く色づいた葉を見つけて印をしておいたのだ。斜面にへばりつくように根を伸ばしていたので掘りやすかったが、期待以上の大物だった。

【折らないように慎重に】

【洗ったら】

 夜は彼らが持ち込んでくれた食材でしゃぶしゃぶをした。豚肉とレタスのしゃぶしゃぶだ。レタスは畑でとれたもので近所に配りまくっても余るほど良くできたとのことだ。ポン酢のたれで頂いたがシャキシャキ感があって実にうまい。さらに、この鍋に自然薯の摩り下ろしたのをスプーンで丸めて放り込み、しばらくすると煮えて浮いてくる。
 これがまた絶品の味と食感だ。言葉では現せない大自然の力を頂いている気持ちになる。読者には「すまんのう」だが、食べに来てもらう他は無い。どこのスーパーに行ってもこの自然薯は置いてない。明日のみかん取りのエネルギーと気力をたっぷり溜め込んだ。