みかんワインの成功に気を良くして二度目にトライした。母ちゃんは、録りためたテレビ番組を見ている傍らでジュース用のみかんをほぼコンテナ１杯むいてジューサーにかけて4ℓの焼酎の空ボトル2本を満タンにした。この間、ナナが時々くれるかもしれないみかん目当てに私の眼の前で座り続けた。
このまま飲んでも十分おいしいみかんジュースだが、ジューサーで粉砕した後には大量のカスが残る。カスは作業終了後に、皮とともに、向かいのみかん畑に捨ててきた。今夜あたりは鹿君のお食事になることだろう。
さて、ジュースは明日、一回目に作ったワインの温床に入り、砂糖を与えられて発酵が始まる予定だ。でも、ワインイーストが生きていればの話だけど。
