いきなり4.6キロを完走

 今朝のテレビだったと思うが誰かが言った「何かを始めるときに決め付けてかからない」という一言が心に残った。今年亡くなった俳優の原田芳雄の追悼番組で、彼が言った言葉であったような気がするが記憶が定かではない。
 確かに何かを始めるときに、事前に決め付けて取り組んだら上限と下限が予想され、結果はその範疇に収まる。想定外の結果は「無心」に端を発するものだろう。
 午後3時に、いつもは母ちゃんとナナとの散歩コース、ホタル温泉経由4.6キロメートルに、一人でジョギングに挑んだ。今年の正月に読売新聞で特集していた「今年は何に挑戦するか」に書かれていたフルマラソンへのアドバイス「決してスピードを望まず、かかと中心で身体を前に運ぶことだけ」を実践したら、ノンストップで38分でゴールした。
 かつては短距離走を得意としていたが、考え方とやり方で持久走もできるということがわかった。でも、フルマラソンではこれの9倍の距離だ。何時間でゴールできるのだろう。いや、そんなことを考えていたらフルマラソンは絶対完走できないだろうと、今書いたばかりなのに。