サロンのテーブルをリニューアル

 三角地のサロンのテーブルが黒ずんできたので、一枚皮を剥ぎ取って、ニスで仕上げた。と書けば、2〜3時間の作業だが、そうはいかない。
 とりあえず、そのブツを納屋の作業場に置くために、邪魔になるムーブを妻に出させ、ブルーシートを敷いて、一輪車に積んで運んできた。電気カンナの目盛を1.5ミリくらいにセットしてガンガン削っていった。かれこれ2年分の黒かびは面白いようにはがれていく。
 新作時は、野趣を重んじて、チェーンソーの歯跡を残したりしたが、今回はできるだけフラットに仕上げようとしたら、電気カンナの削り後を消すのにえらい時間がかかった。アナログの手動カンナも出動した。その後は#60のペーパーでサンダー仕上をした。
 ところが、栗の木は木に住む虫がいて、あちこち虫食いだらけなのだ。そのウンコで柔らかくなった木地をこそぎとって、かたい木地を出して、できた穴に別の材で作ったモザイクを埋め込むことにした。T製材の端くれを拾ってきて、なたで細工したが、これにおおいに時間がかかった。結局、朝から始めた作業が一段落着いたのは16時だった。
 それから、削り屑を掃除して、妻にニスを塗ってもらってしばらく放置しておいた。ニスが乾いた夕食前に、二人でムーブの後ろに運び込んだ。明日朝に、三角地に復帰することだろう。今はもう20時20分だが、あれが届かない。