今日は８月２８日（日）だ。ハチニッパの語感は記憶にあるぞ。そうだ、我が夫婦の第一子、長女「優」の誕生日だ。妻の勘定によると彼女は２９歳になったと言う。千葉で双子の母として悪戦苦闘しているのではなかったか。
そもそも親が子供に対してできる唯一の所作は名前を付けることぐらい。そして責務は、子供が義務教育（今では高校だと思っている）を卒業するまでの精神的な助言と経済的な援助。特に世の中の善悪と人生の楽しみ方については子供たちが幼い頃から身をもって示してきた。
あとは、それぞれの一回きりの人生を思うままに生きてほしいから、一切干渉しないというのが俺たちのやり方だ。子供たちはどう思っているかは知らないが、徐々に大人になりつつ応えてくれているように思う。
今日も森園は日曜日の行楽客で賑わった。が、しかし裏方は大変で、何台ものぶどう狩りのバスをこなして誠君が事務所に入ってきて一息ついたのは午後３時だった。まだ昼飯も食べていなかった。
楽天のお客様から苦情の電話もチョクチョク入る。でも「ピンチはチャンス」とばかりに丁寧な応対を心がけている。誠君が５年もかけて築いた楽天ショップ森園の信用を崩すわけにはいかないのだ。「お客様は神様」なのだけれど、苦情の多い客は実はとてもわがままなのだ。
