母の日のプレゼントが届く

 朝から子供たちからの母へのプレゼントが続々と届いた。坐骨神経痛を患う母のために丸くてまんなかに穴の開いている対策座布団やお菓子やカーネーションだった。今年は第二日曜日の8日が母の日だ。
 午前中に切れかかったビール(発泡酒だが)を買いにいったときに、母の日特集で「親孝行とはなんぞや」みたいなのをラジオでやっていた。究極は“親より先に死なないこと”だと思っているが、“子供が元気でいること”や“ちゃんとした暮らしができている”ことなどが上位にランクされていた。当然であり十分だと思う。
 母の日や父の日があるが、子供にとっては迷惑な日だと思う子もいるだろう。ましてや国民の休日になっている「敬老の日」などは、休日が増えるという理由のほかには意味を見出せない。“敬老”できる人は常にその心構えでいるわけで、その日だけ“敬老”ではおかしいと思うのだが。