みかんの木の寿命

 昨日は寒い中、みかんの剪定を行った。サラリーマンをしながらのみかん作りはいいかげんなもので“趣味のみかん作り”とうそぶいて、消毒も剪定もあまりしてこなかった。そのあいだに枝が自由奔放に伸びてずいぶんと背が高くなった。来年は隔年に訪れる生り年なので、大き目の剪定をしても収穫量に影響が少ないので手首の太さの枝をばっさばっさと切り落とした。外から中に伸びている逆枝は作業性を損なうので容赦なく切り落とす。二年前に一体何本あるか調査した時に83本だったのが、12本枯死して71本になった。自分が小学生の頃に親父が苗を植えるのを手伝った覚えがあるので、かれこれ50年ほどになる。これらの木がいささかなりとも家の成り行きを支えてきたことは間違いない。「ありがとう」と言いながら、雑菌が入らないように切り口をアルミホイルで覆う。 妻が千葉から帰ってからここ二年ほどは、消毒もJAの張り紙どおりに行っており、きれいなみかんができるようになった。また9月にはコスモのALAを散布して糖度アップを図り奏功している。家の前の100円ショップにも「味が濃くておいしい」というリピーターがいる。