みかんの剪定

 昨日の露茜の剪定に触発されて、今日はみかんの剪定に出かけた。管理園の50歳を過ぎた20本と一昨年植えたTN-26(だったかな)10本を剪定した。老木は「今更大きく切らないでよと叫び声が聞こえてきたので今年は花を多くつけてもらおうと思って大きな枝は切らずに枝の重なりを避ける程度にとどめた。鹿にやられた若木は、どんどん枝を伸ばせとほとんど触らなかった。
 ところで昨日の露茜の剪定に使った鋏を昨日のうちに研いでおいた。分解してまずグラインダで荒研ぎをしたあと砥石で仕上げた。すると切れ味が格段に上がってみかんの小枝がスパスパと切れたが、太さが10ミリを超えるとやはりきつい。
 夕方にナナのスナックを買いにコメリに行ったついでに1丁剪定ばさみを買った。「アンビル型鋏スイッチハンドル」という代物で値段は驚くなかれ税込みで500円ほどだ。ところがよく見ると下刃がないではないか。上刃を受ける樹脂の台があるばかりだ。これでは鋏と言えないのではないか、と疑問を抱くところだが、枝の太さによって2段の切り替えが付いていて最大15ミリの枝も切れる言うし値段も加味すれば十部ではないかと評価して返品はしないこととした。明日、みかんの枝で試してみよおっと。


【歴史のある鋏を研いで見た】

【アンビル型鋏:アンビルの意味が分からない】