何もかも動物にやられる

 近所のKさんは、手広く稲作などの農業を行っている。地元だけでなく、農業放棄した田んぼを、頼まれて耕作している。

 母親の実家の下の田んぼを借りて、100株ほどのカボチャを植えていたが、昨日母ちゃんが配りものを届けに歩いたところ、わずか4株しか残っていなかったという。

 今日、夕方の散歩を終えて、近所を歩いていてKさんに出会って聞いてみると「みんなカラスが種をほじくってしまった」とのことだった。

 サル、イノシシ、シカ、アナグマ、野ウサギ、カラス、ヒヨドリと農家の敵は様々で、知恵が回るしたたかものばかりだ。

 滝原で作っている稲田に、田植え後にすでに4回もシカに入られたという。苗を引き抜くでもなく、ただ水田に遊びに来るばかりだという。農業復活の意欲も萎えてしまうよね。