働いた

 午前中はツーギー谷での草刈り、午後は薬草畑の茅(チガヤ)の根っこ取りと汗を流した。昨日一杯やったE氏から「ありがとう」とCメールが届いた。なんでも彼の今回の帰郷は、幼馴染と言うか、初恋の人がガンで余命半年の宣告を受けて、これが最後かもしれないと意を決してお見舞いに来たということだった。

 彼女は涙を流して歓迎してくれたということだが、1年後の再会はおそらく叶わないことだろう。ちょっと、深刻だがロマンチックな話だった。

 今日は、かつて住んでいた加茂郷のあたりを散策すると言っていたが、郷愁を感じてくれただろうか。