お花見びより

 10時前に広川ダムの桜を見に行った。約1000本の桜が今年も見事なまでに咲いていた。毎年、同じようなことを書くのだが、桜は決して「きれいに咲きましょう」と咲いているわけではない。自然の摂理により”普通に”咲いているのだが、人はそれを愛でて樹下に集い、酒を酌み交わしたりする。
 「桜のような人になりたい」という言葉もある。何の意図も力みもなく咲いているのだが、自然に人が思いを寄せてくるような存在になりたいと、私も思う。