川掃除とこんぴら祭

 恒例の川掃除で、霧雨の中、川や道路際のゴミ拾いをした。作業は1時間ほどで終わって、家の前の空き地で缶ビールを開けてささやかに花見に興じた。どちらを向いても桜が咲いている。でも、花の季節は日々移ろいゆきて、整わぬままに盛りが過ぎてゆく。人の世もまたかくのごとし。準備万端整えても、結果が伴うとは限らない。その微妙さがいとおかし。そのはかなさの中に趣を見いだすことを風流という。
 午後には、奥組が「こんぴら祭」で餅まきをした。田舎に続く行事のひとつだ。母ちゃんが拾ってきたお餅を一つつまんでナナと分け合った。
【今日の言葉】
楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。(ウイリアム・ジェームス:米国の哲学者)