春の訪れ

 立春を過ぎて「さあー春が来たー!」とはしゃぎたいのだが、先人の意図は「一番厳しい寒さの時に”立春”の言葉でごまかしておけ」だった。昨日始まった札幌の雪祭りから3月初旬の奈良のお水取りまでは、例年、厳寒の時だが、どうやら今年は季語を改めねばならないようだ。
 1月20日に65歳の記念樹として植えた河津桜が昨日から(気が付いたのが昨日)可憐な花を付けている。畑に降りてくると柿の木の根元にフキの塔が膨らんでいる。近いうちに、この間コメリで買った「日本の野草」の本を携えて、そんじょそこらの若芽を摘みに行かねば。あらあら、アツアツのテンプラでまたしてもビールが進みそうだ。


【今日の言葉】
楽しい顔で食べれば、皿一つでも宴会だ。(プルデンティウス:スペイン出身の詩人)