国体軟式野球を観戦

 ソフトの練習に出かけたら、下津に着いてから参加人数が少ないので休みになったとのこと、携帯を見ると確かに出発前にメールが入っていた。
 しかたがないので湯浅のなぎの里球場で行われているはずの一般軟式野球を見に行った。2回戦の福島県タンガロイ)と香川県(四国明治乳業)の対戦が後半を迎えていた。この試合は3-0で福島県が勝った。次の試合が奈良県(佐藤薬品工業)と千葉県(京葉銀行)であったので、スタンドで準備中の千葉の選手に話しかけた。「京葉銀行だね、出身校はどこなの」と聞くと「僕は成田です、他には市立船橋木更津総合、志學館などの出身です」と懐かしい高校名が返ってきた。「頑張ってね応援するから」と言って話を終えた。7回に両チームともに絶好のチャンスがあったが、どちらも得点に至らず、お昼になったので0-0のまま帰路に就いた。
 今、わかやま国体競技結果を見ると0-1で奈良に敗れていた。和歌山はすでに一回戦で16回の延長を戦って1-2で負けている。企業が少ない和歌山は選抜チームで5年前にチームを結成し、練習を積んできたとのことで、惜敗に大いに涙したらしい。(スタンドで会った後輩の弓場情報)
 後ろで湯浅のボランティアのおいやんらが「和歌山は選抜チームやけど、ほかの県は企業が多いなあ、奈良は佐藤薬品やし、千葉はきょうば銀行やで」。やぼだから訂正はしないでおいた。
 昔はユニフォームに堂々と社名が入っていたが、今ではNARAやCHIBAなど県名だ。やはりアマチュアイズムに反するとの判断でいつからか変わったのだろう。
 参加32チームの一覧を見ると、昔全国大会で出会ったチーム名が並ぶ。中筋グループ(島根)、武内プレス工業(富山)、HONDA鈴鹿(三重)、鹿児島相銀、佐藤病院(山形)、セントラル硝子宇部(山口)などだ。こちらは社名自体がなくなっているというのに。

【きょうば銀行】

【今日の言葉】
天の時 地の利 人の和(直江兼次:戦国武将)