方丈に聞いてみたが

 前の河原に流れ着いた五輪塔の一部を写真に撮っていたが、今日お寺の施餓鬼で住職が来るので、4時前に見てもらった。当然、五輪塔のキャカラバアはご存じだったが、一つの部品の四方に文字が彫られているのは「専門外」だとおっしゃった。教育委員会に連絡したらどうなるでしょうか、と聞いたら「まあ、写真を撮りに来て終わりでしょうなア」と気の抜ける回答だった。河原の石の一つとして放置しろといことらしい。
 その前に岩渕の墓場に五輪塔がないか見に行った。無縁仏のなかに、由緒ある宝篋印塔と一緒に何基かの五輪塔はあったが苔むしていた。家の前で見つかった石より小型だった。