名古屋城から

 尾張徳川家の居城であった名古屋城からスタートした。しゃちほこで有名な天守閣は地下1階、地上6階まで階段とエレベータがある。それぞれの階に展示があり、エレベータは使わずにすべて階段で昇降した。しゃちほこに使用した金は現在価値にして10億とも20億円とも書かれていた。権力で贅の限りを尽くしていた。
 
【美しい天守閣】

金のしゃちほこのレプリカ】

天守閣6階からの絶景】

【石垣フェチにはたまらない曲線】
 時間が押してきたので熱田神宮徳川美術館はすっぽかして東名阪の御在所SAに向かった。給油と休憩後は新名神の土山で降りて、近江牛を食わせる甲賀の魚松に向かった。田舎道を相当走ったら、田んぼの中に店はあった。ぎらついた看板もなく「誰がこんなとこ知ってたの」というようなところ。でも中に入ってビックリ。旧家を改造したらしいがやたら広い。秋にはマツタケも取れて「一生分のマツタケ近江牛が食べられる伝説の店」とのことだ。
 すでに人数分の料理が用意されていて、250gの赤い肉が眼を引いた。肉の他にもさしみや小皿があって、肉はもったいないのでたいらげたがすべては食べきれなかった。

【こんなところに】

【ランクA5の近江牛だ!】
 それから再びバスに乗り甲賀から伊賀へ忍びの旅。伊賀の忍者屋敷でホンモノの刀や鎌、手裏剣による実演と、からくり屋敷などを見た。出演者達は明日からフランスに披露に行くのでしばらくは休演になると言った。外人の客もけっこういた。

【右の忍者は両手にカマを持って相手の青竹をスパッと切った】