ありえないことが

 昨日Kから誘いがあったゴルフの練習にオレンジヒルズに出かけた。ここはかつて「道成寺カントリークラブ」の時代に27ホール目のコースとして使われていたが、倒産して現在の「レオグラード」になってからは9ホールで独自に別の経営者で運営されている。距離があってハードなコースだ。ここ数日、田んぼで50ヤードのアプローチ練習をしているが、その成果を実証しようとスタートしたが出足のロングで、3打目にざっくり、4打目にざっくりと期待外れ。
 前半を終わって親子丼を食べて後半に入った。何とか復調して、勝ったり負けたりのイーブンのところまで持って行った。14日に予約した平日杯に光明が見えた。
 
 まあ今日はここまではよかった。風呂がないので隔日の「蛍の湯」通いで5時半に出かけたが、着いたら月に一回しかない定休日。「じゃあ日高川のきさくの湯へいこう」と向かった。きさくの湯は開いていた。3人分1800円を払って、私は男湯に入ったら先客が4人いた。湯船に浸かってフェーとしていると、前の洗い場で洗っているおっさんが石鹸を尻のあたりに塗り捲ったと思うとそのまま石鹸入れに戻し、棒状にしたタオルを股間にあてて前後にコシコシとこすり始めた。えええ、その石鹸次の人が顔を洗うかもわからないのに、と思って見ていたら再び石鹸を手に取った。あっ、石鹸を洗うんだ、と思ったら、再びケツの周りにくりくり塗り捲って石鹸入れへ戻し股間コシコシを始めた。やめてくれーー。
 
 いやなものを見たが、美人湯系のいい湯なので十分あったまって出た。ところがである。自分が脱いだ衣類が置いてあるカゴが荒らされている。ええー、知らない親父が私のジーンズをはこうとしている。「おっさん何してんだよ、おれのだろ」というと「ズボンがえらいおっきいなあとおもったんよ」という。気が付いたら俺のブルーのパンツも上着もすでに身に着けている。「パンツまではいたんかー」と言うと「こんなパンツあったかなあと思ったんやが」という。お前がブルーのパンツやGパンをはくわけないやろ。このクソバカヤロ!
 おおいに頭にきたが殴るわけにもいかず、せめて持ってきた着替えのパンツをはかれていなかったのが幸いだった。なぜ俺の衣類に間違ったのか似たところがあったのか横目で見ていたらパンツは茶色のサルマタでズボンはジーンズにはほど遠いものだった。ただのボケ親父だった。ああ気分悪っ!!!!!! 最悪の立冬であった。