節分に思う

 パナソニックが2012年3月期の収支を過去最大のマイナス7,800億円に下方修正。同じようにシャープが2,900億円、ソニーが2,700億円の赤字予想を発表した。いずれも経営陣の刷新あるいは更迭と従業員の大量解雇が予想されるが、どうしてこんなことになってしまったのかはアホでも分かる。ハッキリ言って作りすぎなのだ。
 一体、日本の経営者達は日本経済がいつまで右肩上がりが続くと思っているのか!各家庭に大型テレビが各部屋に置かれ、複数のパソコンが置かれ、頼んでもないのにトイレに入ると勝手に便器の蓋が開いて「どうぞおすわりください」とまでは言わなくても、あまりにも満ち足り過ぎてはいないか。2015年問題に触れたばかりだが日本の人口は歴史上初めて「減少時代」に入るということを自覚しないリーダーが多すぎる。国内企業でシェア争いをしている場合ではないだろ。
 夕方、暇にまかせて今日もコメリに出かけた。が、しかし買いたいものがないのだ。とりあえず買ったのは豚革の手袋と内面起毛のTシャツ。明日から始まるソフトボールチームの練習用だ。
 夕食は妻手作りの恵方巻きとかつおだしの湯豆腐をいただいた。方角にもこだわらず、巻き寿司は切ってもらって食べたらおいしかった。豆は千葉から送ってもらった落花生をテーブルの上に撒いて焼酎のつまみにした。