野外で料理教室

 私が勝手に名づけたサボランドで「広川を愛する会」主催の料理教室が開催された。家から300メートルほど下流の河川敷で、和歌山市の居酒屋「うつぼ」のマスターを講師に招いて地元の主婦達を相手に行われた。
 メニューはこの川で獲れた「鮎の炊き込みご飯」と「石窯で焼くピザ」だった。午後1時半からのスタートだったが、私は少し遅れてナナと歩いて出かけたら、町役場の広報担当も来ているし、例のナベツネさんの新聞社の記者を初め数社来ているし、これはちょっと気合が入ってるぞ。
 土地を提供している主宰のサーボーが記者達のインタビューに応じていた。いつの間にか「津木に遊びに来ませんか」というツリーハウスの写真も入ったポスターができていて張り出していた。流木でこしらえた看板には「ツリーハウスCOOKING」と書かれていた。
 私も会員であるがもっぱら取材のスタンスで写真を撮りながら見守った。今までに無いイベントであった。焼きたてのピザは、みんな料理法を聞いているうちに冷えてしまっていたが、一切れ頂いて石窯の口に載せて暖めて食べたらうまかった。

【右側でフンゾリ返っているタヌキみたいなのが主宰者】