秋空に雁が飛んだ

 60歳も今日を含めて3日になった。だからどうということもなく平凡な一日が過ぎた。ばあちゃんが老人会の行事で出かけていたので、昼前に二人と一犬で御坊に出て外食をした。その後、帰りに道草をして和佐あたりで遠景の発電用風車などを撮影した。秋空に浮かぶ雲をバックに雁がV字型の隊形を組んで南に飛んでいった。
 夕食後の今、ユーミンを聞きながらこれを書いている。暇になったらあれもしよう、これもしようと思っていたし、何とかできるだろうと思っていたが、ミュージシャンになるのもアーティストになるのも、やはり特別の能力があるのだなとつくづく思う。
 朝から一時間ほどエレキギターでメジャースケール、ナチュラルマイナースケール、ペンタトニックスケールの練習をしたが、メロディーをスラスラ奏でるには程遠い。開き直って昔覚えたコードをかきながしながら弾き語りができる程度。今日、ロマンシティの本屋で「思い出の歌・日本のうた166曲」という楽譜つきの本を買った。