ひょんなことから

 昨夜ブログを書いているときに電話が鳴って、出た妻が何やら懐かしそうな応対をしながら私に受話器を寄こした。相手は旧友の森悦二だった。名前を出していいのか、ということになるがいいのだ。彼はかつて同じ会社にいたが早くから脱サラをして今は年商数千万円(聞いてないけど)の有田巨峰村、森農園のオーナーなのだ。
 ぶどうは、これから収穫期に入り、8月9月はぶどう狩りや贈答品のトップシーズンになるらしい。WEBの楽天にも出店しているが、その受発注を担当するパソコンの堪能な人を探すのに毎年四苦八苦しているらしく、ある人との酒の席で“何もしていない私”の名前が出て白羽の矢を立てたのだった。
 「そんなに困っているならとりあえず話だけ聞くよ」と朝から妻と二人で出かけて、午前中に店長をしながらWEBの対応をしている息子のM君からレクチャーを受けた。いつも楽天やアマゾンのWEBショップで買い物をしているが、お店側に立つのは初めてで、一応神妙に聞いた。
 そのうちにお昼時になってオーナーに二川温泉で昼食をご馳走になったので、しかたなく一応来週月曜から手伝うことを約束した。