バミューダ海域からようこそ

 「台風一過とはまいりません」というテレビのアナウンサーのいじわるどおり、曇り少し晴れ、たまに霧雨だった。10時前にナナと車で出かけてローソンで出金後、ユーキャンへマントヴァーニCDの支払を済ませた。その後オークワで、夏用の短ソックスとうなぎの蒲焼を買った。今日は土用の丑の日ということを、帰ってからテレビで知った。そろそろかなあと思っていたが今日だったのだ。一尾1,780円の下半身が竹の皮に包まれた高級大うなぎは、母ちゃんに酒を振って蒸してもらい、二人でうな丼で食べた。おかげで柔らかくて、この間の川常には敵わないが、スーパーのウナギにしては十分美味しかった。
 さらにさらに、この間釣り道具屋で買ったウナギ針に、冷蔵庫でパーシャル状になった鮎の切り身を刺して、今、前の川に仕掛けてきた。ふっふっふっ、これで明日もウナギか。それも天然モノだ。
 いやあ、そんなにウナギ好きという訳ではなかったが、ウナギの生態はとてもミステリアスで、北太平洋のすべてのウナギは中米のバミューダ海域のみで産卵するということが分かっていたが、今回(6/29)卵を147個も採取したというニュースを見て、まあなんと遠いところから来てくれたもんだと感動すら覚えたのだった。