やっぱり苦手な海南高原

 その昔勤めていた会社のOB会のコンペに初参加した。60歳になったとしても最年少のひよっこだ。梅雨の最中の海南高原CCに24名が集ってスタートを切った。ここは前にも書いたがやたら長くて疲れるコースだが、同じパーティで10歳も年上のA先輩と一緒にプレーして「俺も10年後にこの人と同じくらい元気で回れるかな」と本気で思った。
 子供たちにもらった石川モデルのパターは雨に降ろすのは控えていつものホワイトホットで望んだが、出足にいきなりOBを打つ展開で、アウト54(PAR37)イン46(PAR37)の100叩きとなった。特にパットが冴えずにA先輩から「パターの打ち方を考え直したら?」と熱く強烈なアドバイスを頂き、次なるテーマを与えられた気がした。
 「今日はなんにもないわ」と風呂を上がって表彰式に出たら、ダブルペリアに強い私は3位に名前があり、ドラコンもひとつ頂いて会費の2,000円は回収した。