ナナをシャンプー

 今日も朝から雨。6時から昨日書き残したブログを書き、その後傘をさして散歩に出た。午前中はパソコンの前に座り、iTunesユーミン今井美樹小田和正などを聞きながら9月に行く長野ツーリングのコース探しやゲームなどで過ごした。
 それにつけてもミュージシャンと言うものは、かくもすごいものだと改めて感心する。人の心の琴線に触れるメロディと歌詞を次々と量産するセンスとバイタリティとそれを恥ずかしげもなく世に問う心意気にはとうていかなわない。
 音楽でも絵画でもプロとアマの違いはこの「量産」にある。オークションで数十億の値がつくピカソでも、生涯に描いた作品の数は計り知れない。目が左を向いているのに鼻が右を向いているような明らかにおかしい作品が高額で取引されているが、残されている若い頃に描いたデッサンは正確極まりない。
 3時になって「ナナ、ちょっと臭ってきたからシャンプーしようか」と風呂場に誘ったら素直に付いてきた。洗っている間もほとんど動かずにおとなしくしていてくれた。こんなことは初めてだ。タオルで拭いて先に出しておいて自分もシャワーして出てからドライヤーをかけてやった。気持ちよさそうにあごを上げて温風を受けていた。