水彩画講座の最終課題

 午前中はやっぱり雨で、水彩画講座の最終課題に取り掛かった。今まで習ってきたことの集大成として5枚の動物の写真から1枚を選んで描く。背景も選んだ動物に合うようにアレンジしなさいという。
 馬、魚、猫、犬、鳥の5種類だ。鳥はカメラマン垂涎のカワセミだ。当然カワセミを描くだろうと思ったあなた、残念ハズレ。私の得意は猫なのだ。ダ・ヴィンチも使った比例画法を使って原画を16分割し、同様に画用紙も16分割して鉛筆で線を入れる。こうすることによって、猫の左の耳は一番上の左から二番目のマスの中央の上から3分の1のところから始まり、真っ直ぐおろして下から3分の1のところまで、などと書いていくと全体のバランスが崩れないのだ。
 猫の全体像が描けたので塗りに入る。これは背景から塗るほうがよさそうだ。原画は上から下へのピンクのグラデーションだが、アクセントに水玉を入れてみようと思い、黄、青、緑の水玉を2、3個ずつ、ぼかし画法でちりばめて、乾いてから全体をオペラでグラデーションに塗った。主役の猫は真ん中で鉛筆画のまま浮き上がって、今は洗濯バサミにはさまれてさかさまにぶら下がっている。
 午後は二階ベランダの水垢落しに没頭した。明日午前中には「ニャーオ」と鳴くかな?