春の小川はさらさらと

 快晴に釣られてナナと車で南に向かった。美山村、龍神村から県道198を南下し中辺路の熊野街道へ。ここからは本宮に向かわず西に進んで大塔村上富田町へ進む。道の駅ふるさとセンター大塔で休憩し、下の富田川に降りると清流がさらさらと「春の小川」を奏でていた。やがてR42に突き当たり「左白浜、右田辺」の表示が出た。
 ここを右折して田辺市稲荷町にある「厚切りとんかつよし平」でひれかつ御膳をいただいた。初めて入った店だがとてもサービスの行き届いた店だった。ご飯は十穀米か新潟こしひかりかを選べ、味噌汁もわかめかなめこを選択できる。ゴマすりに入ったゴマを自分ですって甘口か辛口のたれを入れる。さらに3種類の漬物が中鉢に入って出てくる。キャベツにかけるドレッシングも3種類あった。ご飯も味噌汁もキャベツもおかわり自由だ。 昭和八年創業というが注文もシステマチックで電子機器に入力しているし従業員の動きにも無駄がなく言葉遣いが丁寧だった。あつあつのやわらかいひれかつがとても美味かったしいい気分になった。妻は里の「きよみ」取りの手伝いだった。

【南部の海岸で遊ぶ親子連れ】