自画像の講評

 2月1日のブログに書いた自画像が講評を伴って帰ってきた。第9回の課題にして初めてお褒めの言葉を頂いた。それもベタほめだ。作品の上にトレース用紙が貼られ、そこに赤ペンで部分的に講評が書かれて、別にB5の全体講評が付いてくる。頭髪と衣服はよく描けたと思っていたらやっぱり「とても良く画けています」との評価。「顔の中の目、鼻、口、耳の大きさ(比例)も良いでしょう」と。目については、本当は目玉焼きを作った時に黄身が破れて流れ出したようなドヨンとした眼をしていたが、ぱっちりと描いたら「目に力があり、生命感に溢れています」とまで書いてくれている。トレース用紙にも「目が良く画けました。虹彩、瞳孔、ハイライトの関係を良く理解されています」と書かれ二重丸がされている。
 おいら褒められて伸びるタイプだから次回も頑張っちゃうからね、とやる気にさせる先生方はやっぱりすごい。それに課題の提出が少々遅れ気味でも、誠実で丁寧な講評が送り返され、講評用紙の最後に「次の作品も楽しみです」の一言が必ずついている。
 今日は二十四節季のひとつ雨水(うすい)だ。今日以降は降っても雪ではなく雨ですよ、という意味だ。窓に差し込む光がとても明るい。春はすぐそこに来ている。