大雨の被害が

 テレビでは滋賀県米原の民家を濁流が襲ったニュースが流れた。和歌山でも、って言うかすでに奈良県だが、日本の3大酷道と言われる425号線の小山手地区で山崩れがあり、一時通行禁止になって、この地区の20人が孤立した。

 

 テレビでも放映されたが、幸い小さな崩れで、現在は復旧しているようだ。さて、この酷道三重県尾鷲市から和歌山県御坊市まで続いている。

 

 和歌山県側は、龍神村小又川から入っていくのだが、入り口のトンネルは比較的最近できたもので、らんららーん♫とトンネルに入っていくが、出てから2キロも行くと、あららららーと道が極端に狭く、古びてしまう。

 

 20年前に、和歌山に帰ってきて、BMWのRTという大きなバイクを買った時に、いきなりこの道に迷いこんでしまった。狭くてくねくねして徐々に高度が上がっていき、道には石ころや枯れ葉、さらに谷水が流れていてガードレールは一切ない。

 

 あるのは「死亡事故多発」の小さな看板だらけ。死ぬ思いで十津川までたどり着いて、さすがに帰路は別の道にしたという恐怖の思い出がある。

 

 夕方に近辺の被害状況を探りに日高川を見に行った。椿山ダムは大量の放水をしているようで、関西電力船津発電所はなかなか迫力のある怒涛だった。