シニアソフトボール解散の決断

 今日ほど書きたくない記事はない。平成10年に発足したシニアソフトボールチーム「コマンド和歌山」を25年目に解散するメールをメンバーに通知することになった。

 

 昨年、引き受けた監督を1年半務めさせてもらったが、気心の知れあった仲間には衷心から申し訳なく思うが、時代の変遷でやむなく決断に至った。

 

 平均年齢73歳、79歳が3人もいるチームで、普通にマシンバッティングをやり、締めのベースランニングもこなす猛者たちは、外から見ると明らかに「変な人達」だが、私は「スーパーマン達」と思っている。

 

 それぞれ、戦後の日本を支えてきた人たちで、60歳までの務めを果たして、老後の楽しみと同時に自身の健康の維持管理を目的に、業種を超えて集まった素晴らしい仲間たちだ。

 

 その一人から「活動停止は本当に残念だが了解しました。監督として難しい決断だった思います。私としては楽しい思い出の16年間でした。解散会は盛大にやりたいですね」という、コメントをいただき、少し安らいだ自分が居る。