折々のことば

 朝日新聞の巻頭コラムに連載している哲学者鷲田清一の推薦する言葉。今日は、今年の5月に亡くなった元漫才師の上岡龍太郎氏の言葉だった。「思いどおりにならんことほどおもしろいんです」。

 

 例えばゴルフ。すべて思い通りになる人が、バンカー、池越えなど、わざわざ難儀なものと戯れる。

 

 楽するのではなく、苦しさ、不便を愉しむことがおもしろいのだと。

 

 ちょうど昨日のゴルフを反省する言葉だった。「難儀なことと戯れる」のがゴルフのだいご味だと。いやあ、心が一気に軽くなった。