いきなり、玄関に咲くチューリップの画像だ。めしべは3方向に伸びて、おしべは6本見える。
正解は3枚。3枚は花びらで、3枚はガクとのこと。ああ、知らなんだ。70年も生きてきて、こんなことも知らないのだ。
4月から、高校で本格的な「マネー教育」が始まるらしい。家庭科の授業で、投資信託などの資産運用を学ぶ「金融教育」が必須となるとのことだ。
確かに、あの当時の親たちは「お金は貯金しとけ」としか教えなかった。株の売買など「一攫千金を狙う博打」の認識だった。
でも、日本は変わってしまった。昭和29年に発足した年金制度は、すでに破綻の傾向を示している。親や社長の言う通り、真面目に貯金をしたり年金を天引きされた時代は終わりを告げている。
ネット時代に小学生のトレーダーが現れても何の不思議もない。むしろ、孫に背負われて浅瀬を渡る時代に来ているのだ。
これからは、自分の老後資金は自分で考えて調達するしかないのだ。