最近、一人キャンプが流行っている。おかげで、キャンプ用品がバズっているらしい。
人類の祖先が初めて火を見たとき、どう思ったのだろうか。起因は火山の噴火によるものか、あるいは大木同士が風によってこすれあって出た火だろうか。
彼らは「なんじゃこりゃ、めっちゃ熱いやんけ」と言いながら、何もかも焼き尽くされた後に、動物がこんがりと焼けていて「えっ、なに?超うまいやんけ」とグルメを知ったかもしれない。
夕食後に、家の裏で一人焚火を楽しんだ。炎とか熾火を見ていて飽きることはない。そこに命を感じるからだ。
やがて、燃料が尽きて火は静かに活動を終える。まさに、人の命そのものだ。