不意の電話

 夕食を終えて、7時半からパソコンの前でギターの練習をしていたら、スマホが鳴った。「まがさん、今から来られますか?」という、つゆあかね仲間からの会合案内だった。

 

 ええっ、聞いてないよと思いながら、とりあえず猪谷の集会所に走ったら、元梅研のJ氏が来てくれていて、これからの対策について話し合った。

 

 この田舎で、村おこしで始めたツユアカネの栽培が6年を過ぎて、さまざまな壁に突き当たっている。

 

 期待外れの成果、それに伴う栽培人数の減少、樹木の弱体化、高価な肥料と害虫対策。6年経っても、赤字続きだ。

 

 成功のカギは、残った栽培家が勇気を出して、新苗の補充、施肥消毒、商品開発に熱意をもって取り組めるか否かにかかっている。

 

 71歳を直前に、ゴルフにかける熱意と同じくらい土との戦いに奮い立たねば、田舎は終わってしまう。

 

 今夜は、焼酎を過ぎているので話半分でお願い。