7年目で日の目?

 ツユアカネの追熟処理がすべて終わって約200キロが加工場の冷凍庫に移った。苦節7年、やっと日の目を見た。

 

 10軒で始めた事業だが、今や4軒になってしまった。苗を植えて4年目に71キロの収穫があって、少し光が見えたが、その後8キロ、31キロと振るわず、気力も萎えかかっていたが、今年は受粉樹との開花の時季が重なって成果があった。

 

 この間、シカによる獣害、人工授粉対策、ウメ研との協議などを経験した。本場南部では、順調に育っているようだが、この地では気温や受粉樹が少ないなどのハンデがあって、思うように収穫できない。さらに果実の品質にバラつきが出る。

 

 かといって、具体的な対策案はない。来年も受粉樹の開花の時季が合って、暖かくて媒介の昆虫が飛び交ってくれるのを祈るばかりだ。自分を含めてお疲れ様。