ノブレス・オブリージュ

 フランスの言葉で「身分の高いものは、それに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務がある」という、西欧における模範とされる考え方だった。

 

 今、世界のトップにいる米国の大統領は、果たして「身分が高い」かどうかは分からないが、祖先は西欧にいたと思われる。

 

 そのトランプ氏だが、いまだかつてない横暴ぶりで、4年間仕切ってきた。こんな人物が「世界の警察」と言われた国のトップにいていいのだろうか。

 

 おそらく、審判は下される。選挙の結果を傍若無人に振り回す人物に、神の鉄槌が振り下ろされてこそ、西欧で生まれた民主主義の真髄が確認される。