今年の収穫量

 ツユアカネの収穫量が確定した。全体(と言っても生産者が減り続けて8戸)で30キロだった。キロ500円で買い上げても全量で15,000円だ。

 剪定、除草、台風対策、人工受粉などの労力に肥料代は軽く見積もっても50万円は下らないだろう。つまりは膨大な赤字だということで、生産者の失望感は募る。

 この果実は、この地には適さないということは、ほぼ確定した。南高梅の本場の南部町では、コンスタントに結実している。自己受粉できないツユアカネは、受粉樹としての南高梅が周りにたっぷりある地では問題ないのだ。

 

 あと一年だけトライして見ようと思う。受粉樹として植えた数種類の梅が、来年は花をつけてくれそうなのと、今年の異常気象は来年はないだろうという頼りない推測だ。