どうなる韓国大統領の末路

 韓国大統領の朴槿恵がどうなるか、世界が注目している。過去、歴代大統領がすべて不遇な晩年を過ごした、あるいは抹殺された事実は世界中が知るところとなっている。

 かの国の政治形態が、大統領にすべての権限を与えたことによる弊害が出てしまった。国の統治形態としては単純で分かりやすい。ところが、トップに立つものによってブレが激しい。

 政界と経済界が癒着、あるいは密着して国を動かしている。朴槿恵も、暗殺された父親の朴正煕のやりかたを疑いなく踏襲して、今回の苦境に立たされている。

 この国は、これを機会にドライクリーニングしなければならない。油汚れしたキッチンの壁にこびりついた油の癒着を、パーツクリーナーで溶かして、キッチンペーパーできれいにぬぐい取ってもらいたい。

 でも、その後のキッチンを誰が使うかが、まだわからない。少なくとも「料理なんかしたことないわー」などという人には任せられない。