大谷が165億円?

 CSの決勝戦で球速165キロを連発した大谷翔平がMLBで165億円の争奪戦を展開するかも、というニュースがあった。当然のことだろう。後にも先にも世界中で初めての選手だ。ぜひとも世界に羽ばたいてほしい逸材だ。

 イチローがレジェンドの扱いになってきているMLBで、大谷が行って活躍すれば、日本人選手の”本物度”が大いに上がり定着するだろう。もちろん、活躍中のマー君も、ダルビッシュも岩隈も、マエケンもおおいに貢献している上にだ。

 今年のドラフト候補も逸材が揃っている。ここ10年で大きく変わってきたひとつはピッチャーの球速だ。高校生が150キロの球を投げる。またバッターのスイングスピードが上がって飛距離が伸びた。
 いずれも、教える側の科学的な取り組みやマシンの向上によるところが大きいと思う。子供たちが少年野球に入っていた頃、やたら怒るばかりの指導者がいたが、もうそれは通じないと気付いていることだろう。