安全祈願

 恒例のコマンド和歌山ソフトボールチームの安全祈願に塩津の蛭子神社に出かけた。蛭子(ひるこ)はえびすとも読まれて「恵比寿」の字を当てているところも多い。
 ここで少し神話に触れる。イザナキとイザナミが結婚して、最初に生まれた子が水蛭子(ひるこ)だ。日本書紀によるとこの子は3歳になっても足が立たなかったので船に乗せて海に流してやったという。
 つまりは、身体障害者が生まれたので海に捨てたということだろう。ところが、この子が流された常世の国から帰って来て恵比寿神として祭られるようになったと、「面白いほどよくわかる日本の神様」という本に書いてあったので引用させてもらった。

 そのあとで海南の宴(うたげ)で新年会を催した。料理と酒の飲み放題で5千円で、しこたま飲んで14人でぽっきり7万円を払って、海南駅から電車に乗って帰って来た。