最高の三日間

 三日連続で快晴などというのは過去になかった。昨日の夕方にはガスがかかって雪が降ったが今朝もピーカンの青空と白い雪だった。
 半世紀近く続いているこのツアーだが年々参加者が減っていることについて昨夜は酔眼で議論し、結論には至らなかったが、一つの岐路に来ていることは否めない。ウインタースポーツに対する環境がやはり厳しいかな。子供の遊びの選択肢、若い親の収入、個人志向の自由度など原因は複雑に交錯するだろう。
 でもコスモとして残したいIG(インフォーマルグループ)というスタンスは現役もOBも変わりない。「社内報に活動を掲載してアピールすれば」とか、私は「HPを立ち上げて活動状況を公開してネットによる参加を促しては」などと意見が出たが解決策としては力不足か。
 ところで今日は午前中滑って正午には帰路に就くという前提でNと二人で行動した。関東勢はもう少し遅くまで滑る予定と聞いていたがゲレンデに出てからはまったく別行動になった。高天原から一ノ瀬、寺子屋、東館、西舘とめぐって計12本を滑って完結した。とりわけ最後の西舘のてっぺんから底までの3本は今ツアーの集大成というものであった。およそ2キロの緩急あるゲレンデをノンストップでゴールしたことは滑りの内容ももちろんのこと脚力とスタミナも健在であることを証明した。「ありがとおー志賀高原、ありがとおー仲間たち」
 ところで長男から還暦祝いにもらった上衣を今回初めて使わしてもらった。軽くて機能性に富んで気にいったが、それ以上に周りから「よく似合っている」「若く見える」などとの評判が良かった。「ありがとおー子供たち」そして自由に遊ばせてくれて、帰ったら暖かいご飯を用意してくれた人に「ありがとおー母ちゃん」と言おう。

【さあ寺子屋行くぞ(15日)】

【U指導員に教えを乞う(15日)】

【雪の芸術(15日)】

【雪の芸術(15日)】

【雪の芸術(15日)】

【雪の芸術(15日)】

【会長のNと(バックは北アルプス)17日】

【タマちゃんが仲間入り(17日)】