今日の最大のニュースはヤンキース・イチローの日米通算4,000本安打達成か、前橋育英高校の甲子園初優勝だろう。どちらもすばらしい偉業だ。イチローはインタビューにいつものように淡々と応えている。一方、前橋育英の主将荒井選手は父が監督で母が野球部員の寮母をしているという立場で、こちらも優勝のインタビューに「父を優勝監督にしたいと思っていた夢が叶いました」。母にも「ありがとうの気持ちです」と大人のコメントをした。この親にしてこの子ありだなと感じた。
ところで、もうひとつ今日の朝刊に「宗岡・全柔連が発足」という見出しで、上村会長が引責辞任し25人の新役員が掲載された。そしてその中に「川口孝夫」の名前を見つけた。丸善石油中国支店の時代に年齢が同じで仲良しになり共に数年間を過ごした。彼は明治大学の時にミュンヘンオリンピックで骨折しながら金メダルを獲得し、その後丸善に入社していた。
合併時に会社を辞めて広島矯正管区へ行った。刑務所の職員に柔道を指導する仕事であった。今は全柔連審判委員長と経歴欄にあり、親が立ち上げた川口道場の館長となっている。公明正大な人物であり、新組織で十分な力を発揮することを期待する。
