箕島高校が甲子園に

 ソフトボールの練習もあまりの暑さに短めに切り上げた。でも、平均年齢65歳を超えるメンバー達は元気に振舞った。「何を今更」なのだが「やらなきゃ衰えるばかり」で、真夏のランニングだけでも、午後の炎天下のチャリ散歩の元気を与えてくれる。
 高校野球県予選の決勝があって箕島高校が優勝した。甲子園では名物監督の(故)尾藤公(ただし)の息子強が采配する選手達は県予選の試合を勝ち上がる毎に勝負強さを増している。
 大会前のWTVの取材で選手達の監督に対する感想「気持ちの強い監督です」の一言はやはりDNAは争えないなあと思った。親父が試合中のベンチでは常に白い歯を見せて「選手の実力以上のものを出させる」指導力は伝説的だ。
 私は現役のときに相手ベンチでその「笑顔」を見てきた。その笑顔で昭和43年春の選抜でベスト4に勝ち上がり一躍「箕島」の名を全国に知らしめた。その名物監督の息子が就任1年目で甲子園にデビューする。マスコミには垂涎のネタ元だ。