荒神様のお祭で

 前山の荒神様のお祭が午後2時から行われた。我々は1時間前に山に上がって準備をした。祈祷のあとに餅撒きが行われるが、とにかく一人でも多く参加して欲しいと思うので、村中の人を呼び寄せた。
 それでも35人くらいだろうか。餅撒きが終わってそれぞれが持ち帰るオークワやヒロオカのスーパーのビニール袋がけっこう重たそうだった。
 その後、主催者側の打ち上げがふもとで行われる。今年は好天だったので、小学校のプールの前にマットを敷いて小宴が始まった。この山の周辺で農業に関わっている家が主催者で、年毎に宿が変わる。この宴会で毎年面白い話が出て、その話にちなんだ名言が残る。去年は「抱いてよ」であったとか数年前は「やりきれ」であったとか、だが詳細は参会者でないと分からない。
 で、今年の言葉は何だったか、誰かが何か言ったはずだが今母ちゃんにきいたが覚えていないとのことだ。とりあえず「ローからいきなりトップへ」ぐらいにしておくか。おそらく誰もわからない。

【神様はお喜びしているに違いない】